サハラ沙漠で洪水が相次いでいる中で、らくだの購入は無事に行いました!
しかし道路が大変混雑したので、私が現地へ行くことを断念し、サハラ・エリキを代表するトゥアレグの若者、イブラヒムを派遣しました。彼が首都ニアメーでの大学生だが、塩キャラバンの出身地のティミアで生まれました。2016年、ティミアで私がCaravan to the future を野外上映した時から、彼がずっとキャラバンのために力になりたいと言い、今回初めてサハラ・エリキのプロジェクトに参加し、「とても難しかったが、大変勉強になりました」と書きました。

イブラヒムがラクダを買ったことがないが、お父さんは塩キャラバンの商人が:ティミアから35キロにあるナバラ地方まで行けば、毎年、ラクダレース祭に来る遊牧民がたくさん集まり、そこでラクダを見つけることができると言いました。しかし、そこまで辿り着くには、あちこちの枯れ川(ウエッド(ワジ))が氾濫したため、ランドクルーザーでも通れないところが多く、大変な時間がかかったらしいです。
その後、ナバラでは、7頭のらくだが紹介された内、3頭だけ購入することになったとイブラヒムが報告しました。季節によって大きく変動するラクダの値段は、今年の大雨でさらに変わって、移動費を含めれば良いらくだは一頭当たりに6万以上ということはちょっと心配でした。予算の詳細はここでは説明しませんが、イブラヒムが困っていて、「今、痩せているラクダを買って、塩キャラバンが南の牧草地まで連れて行く時にたっぷり食べさせていくしかない」、と言いいました。できる限りにラクダの値段の交渉をしても、らくだを提供するための移動費と管理費が予想以上の予算になったため、私ができるだけ11頭を買って下さいと頼みました。

それで残りのラクダを見つけるには時間がかかりましたが、ティミアで残りの8頭を買ったイブラヒムが8月27日にキャラバン商人がいるアレタワー地方にらくだを連れて行きました。ティミアから50キロにあるアレタワーまでラクダ使いの男たちと一緒に歩いて3日間がかかりました。9月の初旬からまもなく大学の休み明けなので、ぎいぎりでしたが、イブラヒムはキャラバンの男たちと再会し、ラクダ11頭、そして商品の料金を11人に渡して、約束通り、私にらくだの写真などをたくさん送りました。
そこで、私はパトロンたちに写真などを送ろうとしたら、どのらくだを誰にあげれば良いのか、ネックになりました!基本的皆は健康で、塩キャラバンに適応するラクダたちですが、 その中で丈夫ならくだもいれば痩せたらくだもいるのは現状だ。平等に配るためにどうしたら言いのか、、そこで、私はイブラヒムが現地でくじ引きでラクダをキャラバン商人に分配したことを思い出しました!そしていつもお世話になっているHAKO GALLERY の榎本さんから連絡があって、メールだけじゃ面白くないから、「ラクダオーナーのくじ引き」イベントをやろうと決まりました!

引き続き、今回のイベントの内容を紹介します:
Caravan to the future project: 「ラクダオーナーのくじ引き」
Hako Gallery , 11/13 (火) 19時から22時〜
Bar & Snack あり
入場費:無料
本プロジェクトを支援したパトロン45名のために、ニジェールで購入されたラクダ11頭を写真スライドで紹介し、また皆様が興味を持ったサハラ砂漠の洪水やラクダのレースの映像を見せながら、ラクダオーナーたちをくじ引きで選びます!
また、リータン(サハラ·エリキのoriginal tshirt、サハラの塩など)をまだ受け取っていない方はその場でもらえることができます。
皆様は大変忙しいと思いますし、東京にいらっしゃらないパトロンも大勢いますが、私は11/16日からパリへ行かなければならないので、イベントの日に再会ができたらとても嬉しいです。
よろしくお願いします。
アリサ
*通常より小さいイベントですが、参加できるパトロンたちが少なすぎるならキャンセルするかもしれません、、ご了承下さい。お返事をお待ちしております。