9月のある朝、 塩キャラバンの男たちは家族と離れ700キロ東にあるオアシスへ塩とナツメグの買い出しに向かう 。
ラクダ150頭ほどのキャラバンを率いる男たちはテネレ砂漠を横断し、 ひと月にもおよぶ移動の末― 目的地であるビルマのオアシスで一週間過ごす。
そしてラクダの背にナツメグと岩塩をいっぱい積んで― キャンプを目指して700キロもの道のりをふたたび戻っていく 。 わずかな休息ののち、雌ラクダと子ラクダに増大されたキャラバンは塩とナツメグを手に南の市場へ行商に向かい、農民の畑にラクダの肥料を残しながら、近所の牧草地に遊牧する。
7ヶ月後に、3500キロを歩いたキャラバンの男たちは南から一年分の食糧、ミレット穀物、を家に持って帰るのだ。
「キャラバンって…いつか消えちゃうと思う?」 ・・
「いや…」「キャラバンをやる人が生きてる限り消えないね」「干ばつの年が来ても―」「ラクダのための牧草がなくなっても―」「キャラバンは消えない」「わずか1年や2年中断されても―」「また復活するから」
(ヴィデオのシークエンス)
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