1. サハラ・エリキのエリキとはどういう意味ですか。
「エリキ」とはトゥアレグ語で「鞍なしでラクダに乗る」という意味です。この乗り方は、ニジェールの塩キャラバンで旅するトゥアレグ人が好むスタイルで、一般的な乗り方とは違う彼ら独特のものです。
2.このプランを立ち上げたきっかけを教えてください。
2006年3月協会を設立するにあたり、オリジナルな「開発プラン」が必要になりました。トゥアレグ人の経済状況を改善するための方法として「観光」だけでは通年の収入を確保できません。オフシーズンにも仕事を確保できる方法がないかと考えているとき、以前3頭のラクダを買った経験からヒントを得ました。
サハラ砂漠において、ニジェールには、遊牧民がまだ大勢存在し、それに伴いラクダも数多く飼育されていますが、タッシリ・ナジェールの現状はまったく違っています。ここでは以前遊牧民であった者たちがオアシスに定住するようになりましたが、彼らには主として観光産業に関わる仕事しかなく、トゥアレグ人の伝統的な活動であるラクダの飼育がほとんど出来なくなっている状況です。
ラクダと共に自給自足をしながら移動するキャラバンが、再び活気づく様子を見たいという想いからラクダ・オーナープランを立てました。
3.「オフシーズン」とはいつでしょうか。
オフシーズンとは酷暑を除いた、基本的には5~10月までの6ヶ月間になります。
その間は、観光産業で生活の糧を得ているトゥアレグ人は収入が途絶えてしまい、通常の生活さえ儘ならない大変な時期となります。
悲しいことですが、中にはリビアに行ったり、ニジェールに出稼ぎに行ったりして、密入国の仕事に関わる若者もいたりします。
4.同じようなオーナープランをやっている前例があるのでしょうか?
私はラクダ・オーナープランというのは聞いたことがありませんが、マダガスカルには牛投資プランがあるそうです。
5.どうやってラクダオーナープランのラクダを購入できますか。
メールでの問い合わせで行っています。注文があり次第サハラ・エリキでは予算に合うラクダの写真を複数提供し、その中で決めていただくことになります。気に入ったラクダが決まったら、ラクダのオーダーをジャネット(『サハラ・エリキ』のベースキャンプ)に注文します。
> 新しくできた「らくだと餌代のオンライン寄付」のページを御参照下さい。
6.ラクダの購入にいくら必要ですか。
時期によって価格の値幅が大きく変わります。たとえば、気候(一般的に雨季に高く、乾季は安い)、購入場所、天災、政情不安等です。
サハラ・エリキでは、雄ラクダは300E~500E(5万円~8万円)、雌ラクダは250E~350E(4万円~5万5千円)、子ラクダは150E~250E(2万5千円~4万円)で提供できるようにしています。
ブログに載っている「ディスカウントラクダ」を読んでいただければ、リアルタイムでラクダを購入するという実感が出来ると思います。
7.オーナーはラクダを購入してから、ラクダの維持管理費用はどうなりますか。
ラクダ一頭に掛かる経費としては、飼料代・医療費等またラクダの世話をするラクダ使いを確保するための費用等を含め、2007年5月現在年間300ユーロ以上必要としています (月に25ユーロ)オンライン支払いによって銀行引き落とし可。
毎年ラクダの権利は自由に更新でき、また権利を放棄したり、他の人に譲ったりこともできます。その場合は、ラクダにかかったお金は返済されません。
また『サハラ・エリキ』では、オーナーになれないけどお気に入りのラクダがいる方、『サハラ・エリキ』を応援したいという方からの寄付も大歓迎していますので、よろしくお願いします。
> 新しくできた「らくだと餌代のオンライン寄付」のページを御参照下さい。
8.日本からの支払い方法を教えてください。
- オンライン支払い
ラクダ、ろばの寄付、餌代の寄付などは簡単にPAYPALアカウントで実現できます。>「らくだと餌代のオンライン寄付」のページを御参照下。 - 郵便為替
『サハラ・エリキ』では郵便為替の利用をお願いしています。郵便局で『サハラ・エリキ』の住所を記入していただくだけです。 なお、手数料2,500円〜が必要です。 - 尚寄付は銀行の振込を希望する方は:
サハラ・エリキ
ゆうちょ銀行 11140-9761451
9.購入する前に写真等で、選ぶことができでるのでしょうか。
『サハラ・エリキ』が推薦する、元気で魅力的なラクダがいる場合はブログに随時アップしていきたいと思います。またご希望の種類・色などがあれば意向に沿えるように手配をしますが、出来ない場合はこちらが提供するラクダでお願いしたいと思います。
10.ラクダの寿命は普通何年くらいでしょうか。
トゥアレグのことわざで、「ラクダは33歳、3月、3日まで生きる」といわれますが、普通は20歳くらいと云われています。
ラクダの大好きな牧草がたくさんあればあるほど、ラクダは長生します。エネルギー(水ではありませんよ)を保存するコブがフラットにならないように、たくさんの牧草を食べることが出来るように、お世話して行きたいと思います。
11.販売するラクダの数はどのくらいでしょうか。
『サハラ・エリキ』では、前もって買ったラクダをオーナーに売るのではなく、注文を受けてから買付けに行きます。まだ始まったところですので、たくさんのオーナーが現れることを願って、今現在販売頭数の制限はしておりません。
皆様の応募をお待ちしております。
12.販売するのは何歳ぐらいのラクダでしょうか。
普通販売するラクダは12~15歳の大人の「鞍ラクダ」です。ラクダの年齢は歯を調べれば分かるのですが、臼歯が6本生えているラクダです。
13.自分の名前をラクダにつけることができるのでしょうか。
好きな名前、自分の名前でも付けられます。オーナーがどんな名前を付けるか、日本にとても関心を持っているトゥアレグ人も興味津々で待っています。
14.ラクダは病気や死亡する場合はどうしたらいいですか?
ラクダは年2回に獣医によって健康診断を行います。もし病気等が発見された場合でも、オーナーに負担をお願いすることはありません。ただし、不幸にもラクダが死亡した場合には、『サハラ・エリキ』に返済義務はありません。
15.雌と雄の値段が違うのはなぜでしょうか。
サハラ・エリキツアーに使用できるのは調教された雄だけで、その分値段が高くなります。雌ラクダが安いのは、荷物は運ばず、人も乗せず、と大事にされているからです。羨ましいことです。
また、虚勢されていない繁殖用のラクダや、荷物しか運ばないラクダも安いです。
16.雌のラクダが子供を産んだ場合はどうなりますか。
オーナーの雌ラクダが子供を産んだ時は、優先的に子ラクダのオーナーになることができます。とてもお値打ちですし、かわいいですよ。ちなみに、ラクダの妊娠期間は13ヶ月で、通常一頭しか生みません。
17.ラクダ通信とは何でしょうか。
オーナーにラクダの写真、ビデオ、ニュース等をお知らせします。それによってオーナーはラクダの生活について、ラクダ使いがどのようにラクダと暮らしているのか、そしてサハラ砂漠のすばらしい魅力について等たくさんのことを知っていただけると思います。何度も見ているうちに、オーナーはラクダに会ってみたくなり、そしてサハラ・エリキツアーに参加することによって、それが実感となる日が必ず来ることでしょう。
申し込み、お問い合わせなどはalissa@sahara-eliki.orgまでお気軽にどうぞ。
